サスペンションシステム「テレレバー」について。
1997年に販売を開始し、2005に生産を終了したモデル「R 1200 C」をカスタムしてます。
今回は、カスタムから少し外れますが、1200Cのサスペンションについて投稿させていただきます。
「1200C」に採用されているフロントサスペンションは、テレレバーと呼ばれています。独創的で画期的なサス ペンションシステム「テレレバー」は1990年代にデビューしました。
ブレーキング時にノーズダイブしない不思議なサスペンションです。
「緩衝」と「操舵」というフロントサスペンションの仕事をわけることで、ブレーキング時のノーズダイブを効果的に抑制するのがテレレバーサスペンションです。
テレレバーは、多くのオートバイに採用されているテレスコピック型と違い、ブレーキングの荷重はAアームが受け止める構造になっています。ほとんどノーズダイブせず、ブレーキング時でも十分なサスペンションストロークが確保されるため、路面をトレースする安定性とタイヤのグリップを高めることができます。
ちなみに、現在多くの車両に使用されているテレスコピック型を世界で初めて採用したのもBMWでした。1935年 R12 ご存じでしたか？
テレレバー（さらに詳しくご覧になりたい方は、こちらから↓BMW MOTORRADホームページ↓）
https://www.bmw-motorrad.jp/ja/engineering/detail/suspension/telelever.html
バイクを扱っていると、それぞれのバイクの特徴やこだわりを感じることがよくあります。
今回は、カスタムとは少し外れてしまいましたが、またご紹介したい小話があればご紹介させていただきますね♪
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