Color System(カラー・システム)とは、BMW車を塗装・修理塗装する為にBMW AGが開発した、高品質で地球環境に優しいBMW純正の塗装システムです。
カラー・システムはBMW Group純正の補修用水性塗料で、環境や人にも優しく、尚且つBMWの優れた塗装技術を再現します。
カラー・システムは、BMWの補修用塗料としてBMW Groupの補修塗装品質に唯一適合したBMW オリジナルの塗装システムです。
BMW の製造時と同質の塗装を実現するため、新車のときのカラーを忠実に再現し、高い塗膜品質と光沢をもたらします。また油性塗料に比べ、人体や環境への影響があるといわれるVOC(揮発性有機化合物)の排出を約80%削減し、環境保護にも配慮しています。
カラー・システムは、人にも地球にもやさしく、車には美しくハイクオリティです。
具体的な作業内容は、いうと・・・
このように、たくさんの種類の塗料があり、それらを調合して色を作っていきます。
塗料も、これだけたくさんあると圧巻ですね!
「Color Master」(カラー・マスター)とありますが、この棚の中には、色見本が入っています。
塗装修理の際は、その車の塗装状態にあわせた塗料で塗装しなければ、塗装した部分が浮いてしまいますよね。このColor Master(カラー・マスター)の中には、同じ色でも塗装の状態で違ってくる色見本が用意されています。
様々なタイプの色見本がありますので、一番マッチする色にあわせて塗料を調合していきます。
色が決まれば、このコンピューターを使って塗料の配合等を確認します。
こうして、車にあう色で作り上げた塗料を、塗り付けていきます。
たとえば、同じ「青」でも、販売国や年式やモデルによりごくわずかに違う配合で作られています。
純正品の塗料で、新車時と同じカラーを使いながら微調整し、お客様の車に合う色を作り上げていきますので、BMWのボディに最適な塗料と言えます。
BMWの塗料は、水性塗料を採用しています。
自動車補修用塗料には有機溶剤(いわゆるシンナー)が使用され、その成分には人体や環境に悪影響を及ぼすVOC(揮発性有機化合物:Volatile Organic Compounds)が多く含まれます。
BMW Group Japanでは、BMW Groupによる欧州における補修用水性塗料の導入実績をもとに、VOC排出量を90%削減できる「カラーシステム」を日本市場にも導入しました。塗装業務を行うスタッフおよび周辺環境への負荷を軽減しています。
水性塗料の取り扱いには作業技術が必要ですが、スタッフは定期的に研修に参加するなどして日々の業務での経験の蓄積だけでなく、メーカーの研修により高い知識を身に着けお客様のお車を蘇らせるお手伝いをさせていただきます。
ちょっとした傷などでも、お気軽にご相談くださいね。