BMW 318i が生まれ変わる様子をご紹介しています!
塗装を剥がして下地が出来上がりましたので、あとは塗料を吹き付けて仕上げていきます!
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塗装を吹き付ける作業をまずは2倍速でご覧ください!こんな感じで色を塗っていきますよ!
簡単そうに見えますが、ムラなく吹き付けていくのは、長年の経験と技術が必要です。
BMWの塗料は、「水性塗料」を使っています。水性塗料とは、文字通り水性の成分です。水性塗料は大気保全及び作業員の健康に寄与するというメリットは大きいものの、従来からの有機溶剤塗料と比べて作業性が悪く、また、新たに大規模な設備投資が必要とされるため、日本で補修用塗料として本格的に導入をしたのはBMWが最初、と言われています。
BMWの塗料であるカラーシステムについては、また後日お話させていただきますね!
ボンネットの塗装に話を戻しますと、、、
塗料を吹き付けていきます。
回数を重ねると色がしっかりとついてきます。
このように、「ムラなく塗料を吹き付ける」→「風を送って塗料を乾かす」という作業を3-4回繰り返してしっかりと塗装を行っていきます。
「風を送って塗料を乾かす」必要があるのは、水性塗料ならではの工程です。水性塗料はシンナー系のように揮発しません。放置しておくだけだとなかなか乾かない為、風を送乾かすのです。絵の具で塗った絵がなかなか乾かない、というのと同じような原理です。
塗料を乾かしていくと、だんだんと色に深みが出てきます。